2010年12月22日
本:体癖を活かす
健康法は本当にたくさんあふれています.
良かったよ!と進められても自分には合わないこともしばしばです.
ですので,私もいろんな健康法を試す方です(笑)
本書では,身体の観察の仕方,アプローチの仕方がとてもわかりやすく書かれている本です.
野口整体の創始者である野口晴哉さんが名づけた「体癖」をふまえて観察の仕方や自分でできる体操なども扱っています.
この本の中で出てくる
「身体は共鳴する」
「身体の響きを取り戻す」
という考え方に共感しました.
とっても興味深かったのが,「おなかの天気図」,「背中の天気図」とよんで
仰向けになったときのお腹の状態(緊張しているとか)や
うつぶせで寝ているときの背中の状態を観察したときの
よみかた?が書かれているのですが,
私自身も同じように施術を受ける方を観察した時に感じるコト
(ココが苦しそうとか)と同じような観点がありました.
著者は,「整体とは呼吸の呼と吸の間を広げること」と書いています.
この本を読んでこれまでの整体の概念が変わりました.
(整体と名乗っていてもどんな施術を行っているのかは,受けてみないとわからないとは思っていましたが.)
大まかに,背骨や骨盤を矯正するのが整体だと思っていたからです.
一般の方にはカイロプラクティックも同じように思われているでしょうね.
《きらきらでは,アクティベーターメソッドというものを用いています.》
本書では,人間関係の中で身体は共鳴すると述べ,
家族関係や親子関係にまでふれています.
私も身体の状況は人間関係にも影響をするし,影響をうけると考えていますので,
わかりやすく説明してあり,腑に落ちることも多かったです.
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『きらきら』ボディーワーク&エナジーセッション
Posted by きらきら at 22:58│Comments(0)
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